シロアリはゴキブリの仲間
シロアリはアリではない!

シロアリとクロアリに代表されるアリは全く違います。
なにしろお庭でよく見かけるクロアリはハチ目でハチの仲間です。クロアリはスズメバチなどと、とても近く、アリ科の動物は全てハチの仲間と言って良いでしょう。
羽根を失ったハチは、身体の形状がアリと同様です。
一般にアリと呼ばれている動物は、羽根のないハチといった理解が正しいようです。クロアリの中にはハチのようにお尻にハリを持っているものもいます。

一方でシロアリですが、こちらはクロアリなどの一般のアリとは全く別の生き物です。シロアリはゴキブリの仲間です。もともと腐った木部を食べていた昔のゴキブリが、社会性を著しく発達させて今のシロアリになったと考えられています。
アリとシロアリは社会を形成する昆虫であることから、混同しやすいのですが、生態や幼虫の形状が全く違います。
例えばクロアリに代表されるアリは地上で活動を行います。アリは眼があり地上で餌を探します。一方、シロアリは目が退化し、木部の中に生息、表に出てくることはありません。
さらにクロアリの幼虫は、いわばウジのような形状をしています。そこからアリになっていく、つまり完全変態です。
一方、シロアリの幼虫は生まれた時から成虫と同じ形状をしている、つまり不完全変態です。
もちろんクロアリも家の中に住むことはあります。
シロアリのように木部を食べることはしませんが、床下に巣を作ることがあります。そして当然、クロアリもハネアリとなって巣別れのため群飛します。
そのクロアリ(蟻)のハネアリの群飛と、シロアリのハネアリの群飛とを見分ける必要があります。