「ねずみ算」とは? | サンキョークリーンサービス

「ねずみ算」とは?

ねずみは繁殖力が高い動物として知られています。
急激に数が増えることを、「ねずみ算的に増える」といいます。
”ネズミ講”という言葉もあります。
無限連鎖講とも言い、指数関数的に増えるシステムです。
この”ネズミ”も「ねずみ算的に増える」、という意味で使われています。

 

 

目次
  1. 1.ねずみ算
  2. 2.指数関数的に増える
  3. 3.実際のクマネズミの場合

 

 

1.ねずみ算

ねずみ算は、和算の一つで、「ある期間にねずみがどれだけ増えるか」ということを計算する問題です。
初出は江戸時代の吉田光由が著した算術書『塵却記』だそうです。
現代語訳だと「正月に、ねずみのつがいがあらわれ、子を12匹産む。そして親と合わせて14匹となる。このねずみは、二月に子ねずみがまた子を12匹ずつ
産むため、親と合わせて98匹になる。この様に、月に一度ずつ、親も子も孫もひ孫も月々に12匹ずつ産む時、12か月でどれくらいになるかというと、276億8257万4402匹となる。」というものです。
ねずみ算

数学的にはねずみ算は等比数列となっており、上記の問題は、初項2、公比7の等比数列になります。
12月のねずみの数は、この等比数列の第13項(初項は最初のつがいの2匹のみだから)を求めればよいようです。
2×7(13-1)=27,682,574,402

ねずみ算

参照:ロクトリポート 多摩六都科学館
「増え方に着目してみよう ~ねずみ算と指数関数~」
https://www.tamarokuto.or.jp/blog/rokuto-report/2020/06/16/post-19772/

実際には産まれる数のばらつきや寿命、捕食されたり、住みかや食物に限りがあるため、計算通りには増えませんが、大変な増え方です。

 

 

2.指数関数的に増える

指数関数的に増える話では、他にも日本の昔話があります。

豊臣秀吉に好きな褒美を与えるといわれた曾呂利新左衛門は、1日目は1粒、2日目は2粒、3日目は4粒のように100日間にわたって、倍々の米をもらいたいと言いました。
さて100日後には新左衛門は何粒の米をもらえるでしょうか?
秀吉は新左衛門の希望をかなえることができなかったそうです。
1,2,4,8、16,32、64,128,256,512と倍々していくと50日目には、現代の日本の米の総生産量を超えてしまうそうです。

曾呂利新左衛門 褒美 ねずみ算

 

 

3.実際のクマネズミの場合

クマネズミは妊娠期間が20-21日間で、生殖可能期間は生後3か月から2年、1回の出産で産む数は6~7匹といわれます。
一年間に5~6回妊娠するので、一年間で30匹以上は産む計算になります。
ねずみ算するなら、2×4×4×4×4=512 となります。

実際はそこまで増えないとしても、ものすごい繁殖力です。
ねずみが侵入したら、早めに駆除することが肝心です。

ねずみの親子

繁殖力の高いねずみは、増え始めるとやっかいな存在になります。
ねずみがいる気配がある場合は、是非駆除業者にご相談ください。
当社では、確かな技術力と実績で、お客様の住まいと健康をお守りいたします。

 

ねずみ駆除 ねずみ被害

 


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