家の屋根裏や隙間に出没し、ついには棲みついてしまったねずみ。
「駆除してしまうのはかわいそう...」と思う方も少なくないと思います。
「ペットとして飼育可能なの?」「ハムスターなどの小動物とは違うの?」の疑問にお答えします!
- 1.ねずみの飼育は可能かどうか?!
- ・ねずみは齧歯目(げっしもく)
- ・齧歯目の仲間
- ・齧歯目の飼い方
- 2.イエネズミの飼育は難しい!
1.ねずみの飼育は可能かどうか?!
ねずみは齧歯目(げっしもく)
イエネズミ(ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミ)は人家に侵入し、走り回り、食べ物や電気コードをかじったり、フンをするなど、厄介な存在ですが、イエネズミも属する齧歯目は人間に愛される存在でもあります。
齧歯目(げっしもく)、別名ネズミ目は地球で最も繁栄した哺乳類と言われています。
四千数百種類の哺乳類の半分ほどの種が知られる最大のグループで、南極大陸をのぞくほぼ全ての大陸や島に生息し、繁殖力の強い種が多くあります。
物を齧るのに適した歯と顎を持ち、上下一対4本の前歯を持ちます。
この前歯は伸び続けるので、物を齧ることで歯が削れていき、長さが保たれています。
口をもごもごさせているのは歯の先端を擦り合わせているからです。
齧歯目の多くは小さい体が特徴です。大きな敵に捕まらないように身を隠すのに適しているといえます。
齧歯目の仲間
齧歯目は大きく、リス型、ヤマアラシ型、ネズミ型と分けられるようです。
私たちがよく知っているものに、モモンガ、ヤマアラシ、ムササビ、シマリス、カピバラなど動物園でお馴染みのもの、またハムスター、モルモットなどペットとして人気のものもあります。
動物園で人気のカピバラ(オニテンジクネズミ 鬼天竺鼠)は齧歯目としては最大で体長1mを超えます。
カピバラの祖先が南アメリカにやってきた頃に天敵がいなかったので、大型化できたといわれています。
ペットとして人気のものにはハムスター、モルモット(テンジクネズミ属)、チンチラ、デグー、ファンシーラット、パンダマウス、ハツカネズミなどがあります。
齧歯目の飼い方
齧歯目は小型で可愛らしい品種が多いので、ペットとしても人気です。
寿命もあまり長くなく、小型なので場所をとらずに飼いやすく、お値段も手ごろです。
小動物用のケージ(小屋)があれば飼育できます。
歯が伸び続けるので、部屋の中に放し飼いにすると、電気のコードなどをかじられる危険があります。かじり木を用意してあげましょう。
エサはそれぞれ専用のエサがありますので、それを与えると良いでしょう。
齧歯目はどの種も寒さに弱いため、特に冬場の温度管理には注意が必要です。
2.イエネズミの飼育は難しい!
家に侵入してくるイエネズミを捕獲して飼育することは、かなり難しいといえます。
ドブネズミは獰猛な性格ですし、クマネズミは警戒心がとても強く、容易になつくことはありません。
また野生のイエネズミはノミやダニ・病原菌が寄生しているため、不衛生でとても危険です。
ハツカネズミはペットとして、また実験用のマウスとして、または爬虫類などのペットのエサ用としても飼育されていますが、いずれも衛生的な環境で繁殖されたものが販売されているため安全です。
野生のハツカネズミは他のイエネズミ同様、不衛生で危険です。
もし家に侵入してきた場合は、できるだけ速やかに駆除して下さい。
家に棲み着いてしまったねずみを駆除するのはかわいそう…と感じる方も多いですが、衛生面や飼育の難しさを考慮すると、駆除するのが一番の策と言えます。
ご自身で駆除するのがストレスになってしまう場合や、ねずみが棲み着いていることで安心できずお悩みの方は、ぜひ害虫・害獣駆除専門の当社にお任せください。
当社が持つノウハウで徹底的に駆除し、再発防止に努め、皆様と住まいの健康をお守りします!
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