施工管理部の山崎です。
最近になって、「トコジラミ」(俗称・南京虫)の被害事例や施工依頼が増えてきています。
サウナや簡易宿泊施設等に多く、そこへ仕事などで泊まったことで自宅へ連れて帰って・・・
ほとんどのお客さまがこの様なケースです。
そしてトコジラミはとても扁平な形をしているのです。ほんの僅かなすきまにも潜んでいます。
トコジラミの駆除工事中に現物を発見しました
畳の縁に黒い点があるのがわかりますか?
近づいてみると畳の縁に隠れていたトコジラミでした。(クリックすると大きくなります)
こんな隙間でも入り込めるんですね。
お部屋すべての畳の表と裏と縁に薬剤を吹き付けて駆除します。(薬剤効果の残る残留散布です)
これで駆除工事は終わり・・・・・ではありません。
ハンガーにかかっている衣服は袋詰めをして、霧状の薬剤を袋に充填します。
衣装ケース、押し入れ内、箪笥の中も同様に霧状薬剤を充満させます。
霧状の薬剤を使うとどうしても漏れてたガスが部屋に漂ってしまいます。画面が白っぽいのはそのためです。
このあと、霧状薬剤での空間処理をするのですが、画面が真っ白になってしまいました。
これらの作業を2週間置きに最低2回行います。
トコジラミは産卵から孵化までおよそ2週間かかるためです。
被害を防ぐには、まず持ち込まないことが重要です。