(株)サンキョークリーンサービスの前田(耕)です。
7月に入り、梅雨が明けるまでは雨の中での作業も多くなりますが、この時期はシロアリ駆除の御依頼も多い季節でもあります。
先日、外壁塗装の業者様からシロアリ駆除の御依頼があり、3階建ての戸建住宅で、外壁の断熱材と構造板がシロアリの被害が有るとの事で、シロアリ駆除に伺いました。
外壁からの雨漏りや水染みが原因と思われますが、外断熱と構造板の隙間を地下(土壌)からシロアリ登って、3階まで到達している状況でした。
蟻道が外断熱材にびっしり形成されていました。
外断熱材を取り外しました。
外断熱材の内側の構造板にはヤマトシロアリの蟻道と食害がありました。
1階~3階に木部剤での薬剤処理を入念に行いました。
高所での作業は足場はなかなか慣れない為、大変です。
シロアリ被害の甚大な構造板は新しく交換し、薬剤処理を施しました。
今回の被害は外壁塗装業者様が水染みの酷い箇所のサイディングを一部はがして見たところ
発見出来ましたが、外観のみの非破壊検査では発見するのは困難です。
地面(土壌)から基礎沿いにも蟻道が形成されていますが、化粧基礎と外断熱材との隙間に形成されている為に、化粧基礎を一部分破壊して検査するケースもあります。
やはり、確かな知識と経験も必要になります。
コメントを残す