ヤマトシロアリの場合 イエシロアリと違い特別な巣は形成しません。
加害部分が巣を兼ねている ことが多く、浴室や洗面所などで被害が確認されると
その他の場所、玄関やトイレ、押入れの下などでも被害が確認される事がよくあります。
同じ敷地の中でも、このような場合、別々の巣である事が多いので、当然ですが 床下全体 の
消毒が好ましいです。
仮に、現在発見されている被害部位だけを薬剤処理しておいても、数ヶ月、数年後に他の場所で
新たな被害が確認される ことがよくあります。
地下性のシロアリの場合、絶対に油断は禁物で、ヤマトシロアリの場合は特に きめ細かな処理施工 が
求められます。
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タイルの目地から内壁部へ十分薬剤を注入し土台まで完全に処理します。
食害部分や不朽部分へは直接注入します。
ドア枠の部材は特に被害に遭いやすいのでドリルで穿孔し注入します。
浴室の土台でタイル土間側は床下からは土台表面にしか薬剤処理ができません。
なので、浴室側からタイル目地にドリルで穿孔し、土台を狙って薬剤を注入します。
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