もうすぐ10月も終わりで、だんだん寒くなる季節ですね。
施工管理部の山崎智秀です。
越冬する昆虫は冬越しの食べ物集めで忙しそうです。 懇意にしていただいている工務店様から、リフォームをしたばかりのお客様宅にクロアリが 出てきているので見てほしいとのご依頼がありました。
調査にお伺いしたところ、1階のあちこちに2ミリくらい小さなクロアリが歩き回っていました。 捕まえてルーペで見てみると、体は黒色で脚部が褐色、そして頭部にしわがあるので、シワアリ属の トビイロシワアリであろうと判断しました。 とても小さいクロアリなので、窓のレール下や、床と幅木の隙間からも入り込んできます。
リフォームをすることで、クロアリと、それらを食べる小型の蜘蛛も一時的に居なくなったのですが、通気口もなく気密性が高くなったので、クロアリを食べる蜘蛛は入って来れなくなったことが原因でした。
天敵のいなくなった昆虫はあっという間に数を増やしますからこうなっては薬剤処理しかありません。
床板も張替えたばかりなので、残留散布ではなく、ベイト剤主体の駆除方法を実施しました。
ベイト剤をクロアリの通り道に設置するとすぐにクロアリが集まってきます。
屋内はこのように専用の容器の中にベイト剤を入れてフタをします。
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