雨続きのすぐれない天候が続いていましたが、久々の晴れは猛烈な暑さと共にやってきました。
弊社の近くには、首都高速道路下に竪川河川敷公園があります。暑い日には小さなお子さんを連れたご家族が
たくさん来て、お子さんに水遊びなどをさせています。暑かった今日の昼下がりにも大勢の人が公園で涼んでいました。
本日ご紹介するのは、川崎市麻生区の戸建て住宅のシロアリ調査の様子です。
お風呂場からハネアリが発生したという事での調査のご依頼です。
床下収納庫から床下にもぐります。周りをしっかり養生してから床下調査の開始です。
キッチン部分の床下の様子です。床下はコンクリートです。前に進みます。
キッチンから浴室にかけての基礎の部分です。角部分に蟻道がのびています。
蟻道部分を拡大した物です。写真が分かりにくいかも知れませんが、蟻道を崩すと、中からシロアリが出てきました。
蟻道の上の部分です。木部に水染みがあります。ヤマトシロアリは水分を自分で運ぶことが出来ません。しかし水分が無くては生きられません。ですから水分のあるところを狙って喰害するのです。
このご住宅の場合では、お風呂場からキッチンにかけての水廻りから、基礎の木部に水が染みてしまいシロアリに狙われてしまったと考えられます。
床下がコンクリートであってもシロアリは侵入してきます。
基礎の隙間、経年劣化によるひび割れ部分など、入れるところからはどこからでも入ってきてしまうのです。
床下の環境が良ければ、シロアリに必ず喰害されるわけではありません。しかし現在の住宅は高気密である為、シロアリにとっては好条件になっている側面もあります。
シロアリを発見したら、それ以上被害を拡げない為にも駆除をしなくてはいけません。
状況を説明し、お見積りを提出いたしました。
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