ようやく秋らしくなり、行楽シーズンの到来。
せっかくの3連休ですが、2週連続での台風が近づいています。
くれぐれもお気を付け下さい。
今回ご紹介するのは、埼玉県越谷市での木造戸建て住宅のシロアリ駆除工事の様子です。
まず、玄関廻り 浴室廻りなど、床下から薬剤処理できない部分に薬剤を注入します。
浴室のドア枠にシロアリの喰害がありましたので、念入りに消毒します。
そしてメインの床下にもぐります。
いきなり床下に残材の山。大きな角材も残されています。
当然ともいえますが、こちらもシロアリの被害にあっています。
シロアリにえさを与えているようなものですね。そして、なつかしいデザインの空き缶。
こちらの住宅を建てた時に残されたものでしょうか。
その一部を壊してみると、中からシロアリが現れました。
蟻道とは、光や乾燥を嫌うシロアリが、外気に触れずに移動するために土などで作るトンネルのようなものです。この蟻道をのばしながら、地中から家屋の柱などに到達して被害を及ぼすのです。
日本に多いヤマトシロアリの活動好適温度は12~30℃と言われています。
蟻道の中は外気の影響が少なく、涼しくなってきたこの秋口だけでなく、冬場でも活動していると考えられます。
床下の蟻道は調査をしなくては見つけにくいのですが、外周廻りなどにも蟻道は作られますので、たまに注意して見回って見るのも良いと思います。
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