玄関上り框からヤマトシロアリのハネアリが発生し、調査したところ床もブカブカです。
これはただ事では無いと判断し、床を剥がして駆除処理を行うことになりました。
かなり大掛かりな消毒工事となりましたが、これには様々な理由がありました。
まず床下から調査を行ったのですが、キッチンから玄関へは基礎で仕切られており人通不可です。
土台と床板のわずかな隙間から辛うじて上り框の裏側、つまり玄関の床下が確認できたのですが、
シロアリの蟻道が5本以上土中より上り框を目指し、形成されていることがわかりました。
玄関フロアー床のブカブカはこのせいです。
床に点検口を作成し、床下へ進入する手もあったのですが、さすがにこのケースでは十分な駆除作業は困難と判断した現場でした。
束柱も、柱の芯までシロアリに食害されており、床組みの強度がかなり低下していたので、このまま放置しておくと危ない状況でした。
コメントを残す