シロアリ駆除の事 | サンキョークリーンサービス
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ハウスメーカーさんからのお仕事です。

ハウスメーカーさんの仕事で都内でリフォーム中の戸建のシロアリ防除工事をしてきました。
洋室の床張替え工事の最中に束柱や大引、間柱などにシロアリの被害を発見し、早急な対応が
必要だったようです。
面積や床下の状況も詳しく説明してくださってましたので事前調査も省略で即駆除工事を行いました。
こちらのメーカーさんとは取引履歴も長く、いつも電話一本で即参上です。
スピーディーな対応と、何より業者間での信頼関係が構築されていますので、あうんの呼吸で
作業もスムーズに行えました。
お客様からも感謝の言葉を頂き、とても満足な一日でした。
お茶をご馳走になり、お客様と記念撮影もしました。
お世話になりました!


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既存の床板を撤去し新しくフローリング床にされるようです
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和室の部分は畳を上げて床下へ進入しました。
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作業中はお部屋が汚れないように養生をします。
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使用薬剤の作成も終わり、いざ作業開始です。
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木部全域を丁寧に防蟻処理していきます。
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低くて狭い床下でもスイスイと入り込んでいきます。
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床下全体を薬剤処理にて丁寧に仕上げていきます。
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大変な仕事だねって、ねぎらいのお言葉を頂きました


私たちはお客様に喜んでいただけることが一番の幸せです。


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女王シロアリは分身を産む。

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先日このような新聞記事が掲載されていました。
日本に多いシロアリ「ヤマトシロアリ」の女王は、単為発生で分身である新女王を産み、
巣が大きくなると働き蟻などを増やす必要から、新女王と王が交配して家族を増やします。
これは近親交配による遺伝子異常を防ぐためにシロアリが身に着けた繁殖の知恵だと思いますが、住宅などに侵入して加害された場合、その巣は大きくなり続けることを意味します。
したがって予防・駆除をすることが大切ですし、作業には慎重を要することが分ります。
今回の研究発表は、女王は通常、王と交配して産卵しますが、うち2%~5%は単為発生で産み、
それが新女王になることがわかったようです。
長年防除作業に携わってきた物としてこの発表はとても驚きました。
我々は、日々の作業で経験を増やすと共に、新しい知識も得ることによって作業技術の向上を
目指しています。



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新築住宅のシロアリ防除工事

今住宅の購入をお考えのお客様も、すでに購入してお住いのお客様もおそらく、あまり気にされて無いことかなと思いますが、現在の木造住宅は建築時にシロアリの防蟻処理が必ずなされています。
上棟から比較的早い時期にシロアリ防除工事は行われ、その後床ができたり壁が張られたりと住宅は完成していきますので、なかなか写真のように柱の一部がオレンジ色になっていることにはお気づきにならないかも知れませんね。
このオレンジ色はシロアリ防除剤の成分ではなく、お施主様には当然ですが、実は役所の検査のためにわざと着色してあります。
時々緑色もあります。
ハウスメーカー様や工務店様の依頼で施工しますが、化粧柱などの誤った塗布や薬剤の飛沫には特に注意を払いながら作業を進めます。


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施工前です。
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柱や壁材は土台天端より1メートルの高さまで防蟻処理を行います。
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コンクリート土間でも土壌処理は必ず行います。


街を歩いていると新築住宅の建築現場を見かけることがよくあると思います。
写真のように柱がオレンジ色だったり緑色だったりすればシロアリの予防処理が行われています。
昨日まで色が着いてなかったけど今日は色が着いてるってことがよく有りますよ。


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アメリカカンザイシロアリの駆除

アメリカカンザイシロアリの駆除方法は国内では残念ながらまだ確立されていません。
それは”イエシロアリ”や”ヤマトシロアリ”のように主たる被害が床下や水廻りに限定されないことや、
天井裏や小屋組みなどの比較的乾燥した住宅部材の他、家具等にも被害を及ぼすこともあり被害範囲が
広域化しているためです。
また木材の表面など目視できる場所に蟻道を形成することもほとんどないため、シロアリ防除業者の間では
”最も厄介”で、”とても防除処理が難しい”とされるシロアリの一種です。
さらには、被害の部位が天井裏などに多く、発見や調査がとても困難であることから、その被害状況や
コロニーの分布についてはほとんど把握されていないのが現状です。
アメリカカンザイシロアリの被害を発見にいたる経緯として最も多いのが、お部屋で砂粒状の虫糞に気づき
それがきっかけで専門業者へ調査依頼をされるのが一般的です。
しかし、普段より虫と無縁のお客様ですと、
      ”木屑のようなもの” ⇒ ”糞” ⇒ ”アメリカカンザイシロアリの被害”
とはなかなか行きつかないはずです。
このシロアリを確実に駆除するためには、とても大掛かりですが、家屋全体を外部からシートで密封して
ガス燻蒸(くんじょう)する方法が一番です。
この方法だと材木の中のすべてのシロアリはいっきに死滅します。
しかし、あくまで殺虫だけなので、処理後には薬剤の効果が残らないため、近隣に生息していると
有翅虫の飛来により再び侵入される可能性があります。
再侵入を防止するためには家屋内外の広い範囲に薬剤を吹付けて予防することが勧められますが
居住空間に近いところで薬剤を使用をするわけですから、人体への様々な問題も出てきます。
また、そうした処理も完全でなく、わずかな未処理部分から再侵入されることもあります。
つまり、アメリカカンザイシロアリの駆除方法は、たとえ我が家で被害が確認されたとしても
一律に考えるのではなく、駆除方法をまず専門家に相談してください。
当社でも過去から現在まで実際にアメリカカンザイシロアリの駆除を手がけた経験を踏まえて、個別に
お客様のご相談にのっています。どうぞご遠慮なくお電話下さい。

 

 

 


 

今回は当社で行なったアメリカカンザイの駆除の様子をご紹介します。

 


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糞の排出口より薬剤を注入しています?

             
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糞の排出口より薬剤を注入しています?

 

 

 

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糞が落ちてきた天井周辺の薬剤処理です

 

 

 

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屋根裏や内壁部の薬剤処理です

 

 

 

 


 

 

 

 


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屋外でのアメリカカンザイシロアリの被害

 

日本ではアメリカカンザイシロアリの屋外での繁殖例はまだ報告されていませんでしたが
先日、当社で駆除作業を行った住宅で偶然ですが枯死木にアメリカカンザイの被害を確認しました。

”この報告は日本国内で初となります”。


下の写真で紹介しますが、被害部位にはおびただしいまでのアメリカカンザイシロアリの糞がありました。
この枯死木は後日伐採撤去した事は当然ですが、有翅虫の飛来による家屋への侵入を防ぐ為に
ご近隣の皆様にもご理解を得、住宅の屋根裏や外壁などへ薬剤処理を行ないました。


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こちらの写真は枯木と被害状況です。
被害箇所に堆積されているアメリカカンザイシロアリの糞は、
おびただしいまでの量とその被害の激烈差に驚きました。

 


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屋外でのアメリカカンザイシロアリの被害 2

日本ではアメリカカンザイシロアリ の屋外での繁殖例はまだ報告されていませんでしたが、

先日当社で駆除作業を行った住宅で偶然ですが枯死木にアメリカカンザイの被害を

確認しました。

”この発見報告は日本国内で初となります”。

下の写真で紹介しますが、被害部位にはおびただしいまでのアメリカカンザイシロアリ の糞が

ありました。

この枯死木は後日伐採撤去した事は当然ですが、有翅虫の飛来による家屋への侵入を

防ぐ為にご近隣の皆様にもご理解を得、住宅の屋根裏や外壁などへ薬剤処理を行ないました。

 

 


 

下の写真は枯死木とその被害状況です。被害箇所に堆積されているアメリカカンザイシロアリの糞はおびただしいまでの量でその被害の激烈差”にとても驚きました。

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屋外でのアメリカカンザイシロアリの被害 1

日本ではアメリカカンザイシロアリ の屋外での繁殖例はまだ報告されていませんでしたが
先日、当社で駆除作業を行った住宅で偶然ですが枯死木にアメリカカンザイの被害を確認しました。

”この報告は日本国内で初となります”。

下の写真で紹介しますが、被害部位にはおびただしいまでのアメリカカンザイシロアリ の糞がありました。
この枯死木は後日伐採撤去した事は当然ですが、有翅虫の飛来による家屋への侵入を防ぐ為に
ご近隣の皆様にもご理解を得、住宅の屋根裏や外壁などへ薬剤処理を行ないました。


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こちらの写真は枯木と被害状況です。
被害箇所に堆積されている

 

アメリカカンザイシロアリの糞!
おびただしいまでの量とその被害の激烈差に

 

驚きました。


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アメリカカンザイシロアリの糞

最近よく部屋のなかで虫の糞らしきものがあるので、一度調査をしてもらいたいと依頼があります。
現場を拝見してみるとアメリカカンザイシロアリ糞であることが多いです。
ではいったいこの糞はどこから出でてきているのでしょうか?
下の写真は先日駆除にお伺いした現場で見つけた柱にある脱糞孔です。
アメリカカンザイシロアリは糞をそのまま外へ出すのではなく、木材の中に空洞を作りその中に
糞を溜めます。
糞がある程度溜まった段階で、外に排出します。その時、下の写真のような穴から排出するのです。
この繰り返しで、お掃除したはずなのに翌日には同じ場所にまた糞らしきものがが落ちていると・・・・・
最初は皆さんなんだか不思議だなと思われるみたいです。 
そのうち、さすがにこれはおかしいぞ!
となりアメリカカンザイシロアリの被害に気づくきっかけになっているようです。


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サッシのレールやフローリングの床に落ちている糞には案外気づきやすいのですが
和室の畳の上や家具の裏などは全く気づかない事もあります。

 


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アメリカカンザイシロアリの被害の特徴

アメリカカンザイシロアリのハネアリは、多くは夏から秋にかけての7月から10月の午後から夕方までに
発生しますが、最近では地球温暖化のせいもあり、3月から11月頃までも発生が報告されています。
アメリカカンザイシロアリは特別に加工した巣や蟻道をつくることなく、乾燥した木材中に坑道を穿って
小集団で生息しています。
生活には特別に水を必要とせず、建物の乾燥した木材や建具・ピアノ・ステレオ・たんす・鏡台・机などの
家具類までも食害します。

被害発見の特徴として、下の写真で紹介しますが、侵入されてごく初期の頃には糞は発見されず
侵入部位には柔らかで軽く、とても新鮮な”木粉(木屑)の山”が見られます。
付近にはハネアリが落ちていることもあります。 
下の写真はこの木屑を指で崩すと中に糞を確認しました。

 



 

 

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アメリカカンザイシロアリは一旦侵入してしばらく経つと侵入した穴(直径1ミリほど)は粘性の糞で閉じられるかまたは糞粒で詰まっています。
開いたままの穴もありますが、下の写真の場合は1ミリ位の隙間から木屑を出しそれが真下の木部に溜まっている状況でまさに侵入直後かと思われます。この木屑を指で崩すと中に糞を確認しました。

 

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上の写真の壁と柱の隙間に1ミリ位の穴があり木屑と糞が排出されています

 

 

 

 


 

 

 

 


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アメリカカンザイシロアリの被害

 

最近当社へもアメリカカンザイシロアリについてのお問合せが非常にふえています。
当社へ初めて問合せがあったのは、今から10年以上前の平成9年の夏に千葉県木更津市の
一般住宅のお客様からでした。
当時としては、まだアメリカカンザイシロアリについての情報や被害報告も少なく、当社も実際の現場を
調査しましたが、まだまだ確信がもてない状況でした。
その後、今日までの十数年の間に都内の江戸川区や中野区を中心に、かなりのスピードで被害が拡大
しているようです。
そもそも、アメリカカンザイシロアリとは米国ワシントン州からメキシコにかけての太平洋沿岸の地域で
生息していた乾材シロアリでした。
外来種であるそのシロアリが、日本国内で生息することになった経緯としては、輸入木材や輸入家具に
ついて国内に持ち込まれたことが原因です。
日本で最初に発見されたのは、1976年に江戸川区内が最初ですので、近年の江戸川区内からの
お問合せや駆除依頼の多さには納得できます。
従来、日本国内で住宅を加害するシロアリは”ヤマトシロアリ”と”イエシロアリ”が主でした。
この2種類は、地下シロアリと言われ、給水源、つまり湿気を必要とし、また好み、高多湿な場所での
生息が通常でしたが、アメリカカンザイシロアリは人間が感じない程度の湿気、つまり乾燥した場所での
生息が可能な種類なので、住宅の床下だけではなく、天井裏や小屋組みなど比較的乾燥している場所の
柱などを加害してしまいす。
発見に至るきっかけは、お掃除をしているにもかかわらず、床や窓枠に木屑のようなものがパラパラと
落ちている事があるようです。
これが、実は砂粒状のアメリカカンザイシロアリの糞で天井裏などから落ちてきています。
一箇所でこのような症状があるお宅では住宅のあちらこちらに被害部位が確認されます。
それは、アメリカカンザイシロアリの少数での生活習性にとても関係があります。
有翅虫(ハネアリ)の群飛の期間も3月~11月くらいまでだらだらと続き被害は拡大するばかりなのです。
特に、江戸川区内や、中野区内、その周平地域の方は、被害があれば即対処はもちろんですが
侵入防止を踏まえた予防対策が必要です。


 

 

 

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玄関土台です。ちょっとわかりずらいですが、土台の表面に糞の排出孔があります。
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柱の表面の薄皮をめくってみると、そこは糞の山です。
f78c824c-s_49bf7631a03cf.jpg柱の角には上から落ちてきた分が山積しています。上に伸びている柱にも被害があります。


このようにアメリカカンザイシロアリは乾燥した木材を好んで生活し、木材内部を喰害しています。
明らかに土壌性のヤマトシロアリやイエシロアリとは習性が違います。

 


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