害虫駆除屋の男子現場活動ブログ | サンキョークリーンサービス
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すごいスズメバチ駆除

今回は先日行なった、珍しいスズメバチ駆除の状況をご紹介します。
茨城県内の、ある企業さまの社宅で、3階建て鉄筋コンクリート作りの建物の3階付近の外壁に
天井裏へ通じる換気用のパイプからスズメバチが侵入し、天井らで巣を形成していました。
建物を破壊せずに駆除がご希望でしたので、かなり苦戦しましたが、無事駆除は施工しました。


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外壁に貫通している天井裏の換気用のパイプです。
スズメバチがたくさん出入りしています。

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スズメバチの駆除は非常に危険が伴います。
万が一に備えかならず、防護服を着用します。

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使用資材を準備し作業開始です。
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屋上からパイプの穴へ薬剤を噴射しています。
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天井裏へ薬剤を噴射しています。
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巣の真下から薬剤を注入しました。
驚いたハチ達が一斉に動き出し、大型扇風機を回したような音が聞こえました。
調査時に目星をつけていた巣の場所に見事命中です!

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最後に、戻りバチ用のトラップを設置し、外に逃げ出したハチ達が、戻ったところで捕獲します。
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後日、トラップを回収に行くと、こんなにたくさん戻りバチが捕獲されていました。


スズメバチ駆除は非常に危険が伴います。
一般の方は、まず不可能です。
やはり専門業者へ依頼したほうが賢明ですね。


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アメリカカンザイシロアリの被害

 

最近当社へもアメリカカンザイシロアリについてのお問合せが非常にふえています。
当社へ初めて問合せがあったのは、今から10年以上前の平成9年の夏に千葉県木更津市の
一般住宅のお客様からでした。
当時としては、まだアメリカカンザイシロアリについての情報や被害報告も少なく、当社も実際の現場を
調査しましたが、まだまだ確信がもてない状況でした。
その後、今日までの十数年の間に都内の江戸川区や中野区を中心に、かなりのスピードで被害が拡大
しているようです。
そもそも、アメリカカンザイシロアリとは米国ワシントン州からメキシコにかけての太平洋沿岸の地域で
生息していた乾材シロアリでした。
外来種であるそのシロアリが、日本国内で生息することになった経緯としては、輸入木材や輸入家具に
ついて国内に持ち込まれたことが原因です。
日本で最初に発見されたのは、1976年に江戸川区内が最初ですので、近年の江戸川区内からの
お問合せや駆除依頼の多さには納得できます。
従来、日本国内で住宅を加害するシロアリは”ヤマトシロアリ”と”イエシロアリ”が主でした。
この2種類は、地下シロアリと言われ、給水源、つまり湿気を必要とし、また好み、高多湿な場所での
生息が通常でしたが、アメリカカンザイシロアリは人間が感じない程度の湿気、つまり乾燥した場所での
生息が可能な種類なので、住宅の床下だけではなく、天井裏や小屋組みなど比較的乾燥している場所の
柱などを加害してしまいす。
発見に至るきっかけは、お掃除をしているにもかかわらず、床や窓枠に木屑のようなものがパラパラと
落ちている事があるようです。
これが、実は砂粒状のアメリカカンザイシロアリの糞で天井裏などから落ちてきています。
一箇所でこのような症状があるお宅では住宅のあちらこちらに被害部位が確認されます。
それは、アメリカカンザイシロアリの少数での生活習性にとても関係があります。
有翅虫(ハネアリ)の群飛の期間も3月~11月くらいまでだらだらと続き被害は拡大するばかりなのです。
特に、江戸川区内や、中野区内、その周平地域の方は、被害があれば即対処はもちろんですが
侵入防止を踏まえた予防対策が必要です。


 

 

 

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玄関土台です。ちょっとわかりずらいですが、土台の表面に糞の排出孔があります。
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柱の表面の薄皮をめくってみると、そこは糞の山です。
f78c824c-s_49bf7631a03cf.jpg柱の角には上から落ちてきた分が山積しています。上に伸びている柱にも被害があります。


このようにアメリカカンザイシロアリは乾燥した木材を好んで生活し、木材内部を喰害しています。
明らかに土壌性のヤマトシロアリやイエシロアリとは習性が違います。

 


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花の蜜を集めるクロアリ

綺麗な花の蜜をクロアリたちが美味しそうに食べています。
おそらく”クロヤマアリ”じゃないかと思います。
アリたちも自然界の恩恵を授かっているのですね。


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自然界に生きる虫たち全てが、害虫ではありません。
中には益虫もいます。
人間と虫たちの共存は永遠のテーマです。
全ての生物の環境にやさしく、そして人への快適な生活のご提供が私たちに与えられた使命です。


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シロアリ施工後の定期点検

当社はシロアリ防除工事や調湿資材を施工させていただいた場合、施工日より1年目・3年目・5年目と3回の定期点検を無償にて行います。工事終了後はアフターサービス無しという業者さまも有るようですし、また、アフターメンテナンスとは名ばかりで、完工後全く点検に来てくれないとかよく耳にします。当社は施工後、点検期日が近づくと予めお電話でお客様のご予定を伺い点検日を決めさせてもらいます。もちろん、異常があれば即対処しますし、料金もいただきません。


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こちらのお客様は1年目点検です。 床や周辺が汚れないようにビニールで養生をし点検開始です。
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床組みの状況です。シロアリの被害はありません。
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点検員は床下を隅から隅まで点検します。
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給水管や配水管の水漏れもありません。
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床下換気扇も点検します。
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異音はしないか漏電は大丈夫かを点検しています。
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調湿材も効果が保たれとてもいい状態です。
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点検開始から終了報告まで大体1時間くらいで終了します。 後片付けをしてお客様にご挨拶を済ませ引き上げました。 お客様は自分では見れない場所なので安心したととても喜んでくださいました。


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ケムシ駆除と除草作業

お取引先の管理物件にケムシが発生して近隣より苦情が・・・・・・と
今日はその作業に行ってきました。
このお宅ははしばらく不在となるため、雑草の手入れが大変との事。
雑草が生い茂ればケムシやゲジ・ムカデなど不快害虫の温床となってしまい
近隣からの苦情につながります。
色々考えた結果、除草後防草シートで覆う事にしました。


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白樺の葉っぱを見事に食いつくしているチャドクガのケムシです。
毒針毛が風にのり人の皮膚に刺さり炎症をおこします。

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十分な量の駆除剤を丁寧に散布しケムシを駆除しています。
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ものすごい数のケムシがいました。これじゃー苦情も止む終えません。
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ケムシを完全に駆除した後は除草作業です。
草刈機で手際よく雑草を刈ってゆきます。

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草刈機はとても重宝します。
作業効率もとてもいいです。

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刈り取った草を袋に詰めています。
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草刈後は除草剤を散布し雑草の発育を抑制します。
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さーいよいよ防草シートの敷込みです。
このシートは空気や水は通しますが、植物にとって一番大切な
光は通しません。

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風でシートが飛ばないようにピンで固定しています。
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完成です。


これで長期間不在にしても、雑草の心配は要りません。
一安心ですね。


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刺すチャドクガのケムシ

今日はチャドクガのケムシの駆除を行ないました。
このケムシは名前のとおりチャの害虫として知られていますが、
同じツバキ科のツバキやサザンカでもよく大発生します。
この毛虫の発生が庭木としてのツバキやサザンカの最大の敵で、
厄介な事に、からだ中に50万本もある微細な毒針毛が、風に吹かれて空中に飛散するので
そばを通るだけで刺されてしまう事もあります。
最近の都市部でもっとも問題の大きい毛虫です。


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毒針毛に刺されないように、完全防備で作業します。
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葉っぱについたチャドクガのケムシです。
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駆除後、地面に落ちた毛虫の死骸です。
きちっと清掃をしなければ、死骸の毒針毛が刺さる事もあります。


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念願だった富士山に登ってきました。

いつもお世話になっています。
代表の前田です。
小さな頃からの夢だった、富士山にこの度初めて登ってきました。
富士登山を真剣に計画し始めたのが5年前で、全く未知の世界でしたから、
どんなところを上るのかも想像もつきませんでしたが、噂の通り本当にヘビーな山でした。
さすが日本一の山だと!今更ながらよくも登りきれたもんだと・・・・・・
ところが、お天気こそ晴天で、これ以上無いってくらいの好条件にもかかわらず、私前田は
なんと下りで、 持病の膝にアクシデントが起こり・・・・・・
登頂成功もつかの間、嬉しさのあまり下りの須走口を調子にのって下ったせいで
なんと歩けなくなってしまいました。
お恥かしいやら、悲しいやら・・・・ 富士登山はあくまでも自己責任の世界だとか・・・
ブルドーザーもヘリコプターも膝の故障くらいではきてくれません。
どうにか七合目まで下り馬にきてもらいました。
波乱万丈?珍道中の富士登山でしたが、とにもかくにも
親しい仲間6人で、天気にも恵まれとてもいい経験ができました


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午後2時です。五合目のお土産物センターで軽く食事をしまもなく登山開始です。
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河口湖口よりいよいよ登山の開始です。
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七合目の山小屋で休憩中です。
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こんな険しいがけを登っていきました。
上を見上げて、あ~頂上はまだまだなって感じです。

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だんだん夕暮れもも近くなりました。
体力もかなり消耗しています。
休憩をたくさんとりながら、上ると高山病にならないみたいです。

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翌日は山小屋を深夜の1時に出発して、頂上を目指しました。
順調に行くと、頂上で御来光を拝めるところでしたが、のんびりがたたり九合目にて
拝みました。

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御来光です。
雲海の遥かかなたからの御来光はそれはそれは見事な光景でした。
気温は5℃でしたが、一気に温かくなったように感じました。
改めて、太陽の偉大さを感じたひと時でした。

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午前6時を少し廻ったところです。
無事頂上に到達しました。
気温は5℃です。
頂上の自動販売機ではペットボトルが500円です。
富士山では水はとても貴重なんですよ。

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日本一の山の頂上で、大の字に寝転がってみました。
最高でしたが、寒かった。

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頂上もつかの間、早々と下山です。
須走口をすべるように駆け下りていきます。
勾配はかなりきついです。

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すべるように下ったつけが、膝にきてしまいました。
一緒に登った接骨院の松木先生にマッサージとテイピングをお願いしました。
まるでこの状況を想定していたようですね。

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とうとう膝がいう事を聞かず、リタイアです。
七合目までなんとか下り、馬に出動してもらいました。
平坦な場所は大丈夫だったんですが、下りは膝にきます!
ほんと、死ぬかと思いました。

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ご迷惑をかけた仲間に、笑顔でピースサインをし一足お先に失礼します。 
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と、前田は馬と共に霧の中へ去って行きました。

 


頂上の火口の前です。
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覗き込むと、吸い込まれそうで蟻地獄のようでした。

 


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アミメアリ

アリやハチの世界では、女王、王、働き、兵隊がいて、その役割が決まっているものと思われます。
でも、例外もあります。
今回は”アミメアリ”紹介です。
このアリには女王アリがいません。働きアリが卵を産みます。
なので、無数に小さな女王アリばかりが生息しているのです。
下の写真は、外部より配管の貫通口を利用してお風呂場の湯船の下へ入り込んでしました。


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アミメアリは女王がいない、とても思議なアリです。
みんな卵を産んで、みんなで働いています。
巣もあまりはっきりしたものは作らずに、
キャンプをしながら移動することも多いようです。


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床下の湿気対策(調湿剤健寿です。)

床下の洗面所や、トイレの下、押入れの下や玄関など基礎が複雑に入り組んでいる場所は
空気がこもりやすく湿気が多くなります。
この症状が原因で青カビ・黒カビが発生します。
カビが発生すると、それを食べるダニが自然発生し、そのダニを食べるダニ(ツメダニ)がまた発生します。
よく「ダニに刺された」と言うのはこの種です。
住宅や、その床下につくカビと言っても、その種類は数百種類もあり健康面や、大切な財産である住宅の
ことをを考えるとカビやダニは私たちの大敵といえます。
今回は、元々床下が土間の住宅の環境改善を紹介します。
防湿シートを床下の土間に敷込み土壌からの湿気をカバーしています。
その上から調湿材を敷設し床下空間の湿気をコントロールします。


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施工前の土間の状況です。

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防湿シートは床下の形にカットしながら綺麗に敷きこみます。

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シートがずれたり、捲れないように専用のピンで固定します。

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調湿材は湿気が多くなると吸湿し、少なくなると放湿して、湿度をコントロールします。

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効果の持続は半永久です。

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ご覧のように一粒一粒が多孔質でとても吸排水能力に優れています。


当社が使用している調湿材は、[ 建寿 ]といいます。
㈱パルサーインターナショナル製で、数ある調湿材の種類の中でも、非常に多孔質で粒が大きく
長く床下においても効果を発揮しています。
当社の使用実績や実際にご使用いただいているお客様のご意見からも、品質はナンバーワンです。

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床下のすごいゴミ

今日はとてもすごい現場の報告です。
よく床下には建築時に出る木材の木っ端が落ちていることがあります。
あまりいい物ではありませんし、シロアリの発生につながりまます。
施工を請け負ったメーカーさんや工務店さんの性質にたぶんに関連しますが、
大半は実際の現場を請け負った大工さんの性格によるところが大きいかと思います。
几帳面な職人さんならしょっちゅうゴミの片づけをするでしょうし、大雑把な職人さんなら
これっくらいでいいか~ てな調子です。
不愉快なのはお客様ですよね! しかも何年も経ってから、その事実を知ることになるわけです。
今回は毎日のように床下を見ている私たちでさえ、ちょっとショッキングだったことをお伝えします。


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正面からの状況
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反対側からの状況
上の写真は、あるお宅の階段の下です。 なんと、リフォーム時に発生する壁材や木材がきれいに
まとめて置いて有るではありませんか! 明らかに故意に置いていったとしか考えられません。
しかもリフォームを請け負ったのが大手ハウスメーカーの ”新築そっ○○さん” だとの事、
あいた口がふさがりませんでした。
おそらく、協力業者として”新築そっ○○さん” と契約している工務店が、残材処理費を惜しみ
隠すように床下に置き去りにしたのでしょう。
このリフォームは新築同然にするため、工期中お客様は別の場所で仮住まいだったようです。
いくらお客様にはわからない事とはいえ、ちょっとひど過ぎるなと・・・・同時に気の毒にもなりました。
本来なら当社の業務外のことなんですが、あまりにもお客様が気の毒だったので、
きれいさっぱり清掃までして差し上げました。
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床下からのゴミ出しはとても大変でした。
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清掃後は衛生消毒を兼ねてシロアリ予防消毒を行いました。
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ゴミの量は思ったより多く、パイプや耐火ボード、ビニールまでガラ袋10袋以上ありました。


今回のことは、専門業者としての最低のポリシー以前の問題で、人間としてとても恥ずかしいことです! このリフォームを請け負った職人さんには今後このようなことは是非やめてもらいたいと思います。


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