家ねずみの中でも、特にクマネズミは冬場は建物に執拗に入り込もうとするようです。
一般家庭など用心しているつもりでも、思わぬところに侵入経路(鼠穴)があったりします。
一旦建物の床下や壁の中へ入り込める通路を形成しますと、そこから自由に出入りし、外部で餌を摂取しては
巣に戻るという、ねずみにとっては快適な生活 をします。
最近の比較的新しい住宅などは天井裏に断熱材が敷きこんで有りますので、それを手っ取り早く巣にします。
また、断熱材がクッションとなり下に足音や気配が伝わりにくく、被害に気づかない事もあるようです。
今回は外部侵入経路をいくつかご紹介しますので、ご心配な方はご参考になさってください。
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荷物をどかしてみました
よーく見ると
地面に穴を掘り(鼠穴)布基礎の下を通過して床下へ入り込んでいます。
恐るべしねずみたちです!!
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一見ごくごく一般的な住宅の基礎と風窓です。
しかし、下からよーく見るとなんと建築時の施工不良です!!
鉄格子がずれて、隙間があります!!
これでは、ねずみは入り放題ですね。
どの場所も、こんな感じで隙間がありました。
これは縁側の下です。
ねずみどころか、猫や最近ではハクビシンなんかも入り込めますね。
ねずみ駆除作業は、意外と簡単そうな現場でてこずったり、逆に難易度が高いなと想定していた現場が
順調に駆除成功したりだとか、その現場によって何通りもの防除計画を想定しなくてはなりません。
それ故に、防除スタッフの 柔軟性と適応能力 がとても求められます。
やはり相手が、すばしっこく動き回る生き物ですので、人対ねずみの知恵比べって感じです。
前もって調査時に想定していた鼠穴が主原因で、駆除が成功したときの嬉しさはなにものにも代えられません。