7月になりましたが、まだ梅雨本番。
蒸し暑かったり、雨が降り続いたりとなかなか気持ち良い天候に恵まれませんが、
体調に気を付けて、これから迎える真夏に備えたいと思います。
今回ご紹介するのは、東京都中野区の木造一戸建ての新築防蟻処理の様子です。
現在新築される木造建築では、ほぼ100%シロアリ対策の防蟻処理が行われています。
新築中の戸建て住宅です。こちらの防蟻処理を行います。
シロアリ防蟻の薬剤を入れています。
こちらの道具を使って消毒します。薬剤は分かりやすくわざと色を付けて消毒します。
このように柱に塗っていきます。
ヤマトシロアリという日本全国に分布するシロアリは、1mの高さまであがってくるので柱もその高さまでは消毒します。
柱、および床部分全体を消毒します。
まんべんなく消毒されました。これで安心して新しい住宅で暮らすことができます。
現在のシロアリの薬剤の効果はおおむね5年間です。保証期間も5年としている所がほとんどです。
その後は、住人の方がしっかりと住宅の管理をされる必要があります。
床下の通気が良い、床下に湿気がないなど環境が良ければシロアリの被害にあわずに過ごすことが出来ますが、住宅が高気密で断熱性が良くなっているので、シロアリも暖かい床下で冬を越すことができてしまいます。気付いた時には大きな被害になってしまっていた、ということもあり得ます。
5年を過ぎたら定期的に点検などをされて、被害に遭う前に予防で消毒されることで、安心して長くお住みになる事が出来ます。