サンキョークリーンサービスの大滝です。2016年の1月は何やら芸能界が騒がしいようで、話題に事かかない1年になりそうですね。
今回は1月10日連休の中日に、埼玉県さいたま市中央区で居酒屋を営業している店舗で、ねずみ工事の1回目を行ってきました。
店内は20席程の標準的なお店で、経営者兼店主のご主人いわく、夜中や明け方にお店の周りにねずみをよく見かけるとのことでした。
戸締りなどには気をつけていたのですが、今回ついにネズミ被害に遭ってしまったとのことです。
最初のスキマ遮断は、厨房の隣にあるスペースの調理器具や調味料置き場の棚から始めます。
少ししゃがんでみても、一見問題なさそうな作りに見えますが
より近づいて、
そして、真下から角の部分を覗きこみますと、床下へと通じるはっきりとしたスキマがあるのがわかります。
棚の扉を開けると、新しいねずみの形跡がはっきりとあるのがわかります。真ん中の配管周りにもスキマがあります。
ねずみ被害にあってからは、ご主人いわく、モノを置けなくなりデッドスペース状態で大変な苦労されているみたいです。
パンチングの金網でスキマの遮断をしていきます。
ねずみの侵入を防ぐには、ちょっとした角のスキマもしっかりと遮断していくことが大切です。
次は、ボイラー周りに粘着シートの設置です。
暖かい場所は、ねずみが最も好む場所の一つです。
配管周りのわずかなスペースにも、少し折り曲げた粘着シートを設置していきます。
厨房、ボイラー周りが終わったら、今度は店内の1F天井裏へのULVによる追い出し作業を行います。
忌避剤入りの薬剤を細かく霧状にして、天井裏全体へと噴霧していきます。
その後は、同箇所にて、粘着シートと殺鼠剤の仕掛けをセットしておきます。
殺鼠剤のなかには、殺鼠剤以外にも、小麦粉やヒマワリの種といった、ねずみの好む餌が入っています。
今度は、また別の天井裏からもULVによる追い出しをいたします。
このULVの液体の中には、ハッカの成分などが入っており、匂いに敏感なねずみの弱点でもあります。
複数の箇所からすることによりムラがなくなり、その場で、より効果的にねずみへの追い出しができます。
店内での作業が終わりましたら、次は外回りです。
ここは店舗にある通風口の一つですが、既存の格子がだいぶ劣化しています。
その手前から新しいフレームとネットを張り合わせていきます。青い保護テープは次回剥がしていきます。
次は、お店の真裏です。大型の格子ですが、こちらもだいぶ劣化してきており、錆びついてきております。
その証拠に、手で簡単に外すことができました。
通風口のサイズに合わせて新しい、金網をセットしました。
縦のラインの格子とは違い、穴開き目地が小さな十字になっているので、ねずみ対策だけでなくゴキブリ対策などにもなります。
次は、反対側の通風口の遮断ですが、こちらの箇所は隣のお店と隣接しており、人が半身になって通り抜けるスキマもないぐらい狭い場所です。
そのため、床下から潜っての遮断作業をすることにしました。
床下遮断職人の内田さんが行なったため、すぐに取り付けが終わりました。
同じく、床下に仕掛けを設置します。
今回のねずみ施工の1回目はこれで終了です。次は、10日後に効果判定をする予定となってます。
ご主人いわく、ねずみに入られたのは初めてだったのと、同時にねずみ対策は今までしてこなかったので、今回ちゃんとやることができて良かったとのことです。
今年も出来るだけ確実な施工を目指し、お客様に喜ばれていきたいと思います。